母がスカイツリーにのぼりに仙台から東京に来ていたので、ふたりで。
東日本大震災を受け昨年7月に開催した特別企画「東北の底力、心と光。 『衣』、三宅一生。」に続き、三宅一生とともに21_21 DESIGN SIGHTのディレクターを務める、グラフィックデザイナー 佐藤 卓とプロダクトデザイナー 深澤直人の視点から、東北の「食と住」に焦点を当てるものです。
21_21の地下に入って、まず映像。
おばあちゃんやおじいちゃんが何か作ってる。
なんだろう?どこのだろう?
東北出身の私と母は静かに大盛り上がり。
小学生のときに住んでいた、秋田県鹿角市の映像になった瞬間、飛び跳ねるかと思った。
きりたんぽ、本当に懐かしい。
私もつくらせてもらったことがあるんだけど、ぜんぜんあんなにきれいに出来ない。
手仕事、なんですよね。
てまとひま。
東北のものづくりには、合理性を追求してきた現代社会が忘れてしまいがちな「時間」の概念が、今もなお生き続けています。長く厳しい冬を越すなかで、繰り返し根気よく行われる手仕事。暦に寄り添い素材を準備する、自然が息づく謙虚な暮らし。未来を考えるデザインの観点からも注目したい、「手間*1」のプロセス、「ひま*2」(時間)というプロセス。テマヒマかけた東北のものづくりが可能としてきた特色や魅力、そして何よりその考え方を、私たちはどのように明日につないでいけるのでしょうか。
そして、会場の空間構成がすばらしかったのでぜひ見に行ってほしいです。
透明のケースに、ひとつひとつきれいに並べられた食べ物や、道具たちが、ライトで影になってみえるのもすごくきれいでした。
こちらの展示には実家の近くの太白飴が。
仙台はやっぱり駄菓子が多かった。駄菓子、なのに高いんだよなあ。
帰りにこの展示とコラボしたとらやのお菓子を見に行ったけど、売り切れてた。ですよね。
展示会公式facebookとtwitterもあるようです。
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